
新しい商品や話題のサービス、その裏側などを探るコーナー「ライクマーケット」。記念すべき第1回は市場アナウンサーが取材しました!
【市場アナ】
「ライクマーケット!イエーイ!いやー、やっとですよ。ついに!ありがとうございます。嬉しい。ライク=好き!マーケット=市場。大好き!市場ですよね。3年目にして私の初めての冠コーナーです。ありがとうございます。もうやる気満々ですよ」
【栗尾ディレクター】
「市場さん、残念ながら中西アナと二人で担当です」
【市場アナ】
「え!ライクマーケットですよね? 市場!」
誰が担当するのかはともかく、フレッシュな2人でお届けしますので、視聴者の皆様、あたたかい目で見守ってください。ということで今回訪れたのは福山市です。
この町ならではのものを取材するのですが…
【市場アナ・栗尾ディレクター】
「福山といえば…鞆の浦!」「違います」「海!」「違います」「わかんない」
中々、答えが出ないので取材に出発。やってきたのは福山市神辺町に蔵を構える、天寶一です。
【市場アナ】
「え、日本酒?福山ならではの?こんにちは。よろしくお願いします。こちらに福山ならではのものがあると聞いたんですけど。」
【天寶一・村上泰久社長】
「バラでとった酵母ですね。それで今年初めて日本酒を作りました」
【市場アナ】
「はい。バラの酵母で作った日本酒ってことですか? へー!初めて聞きました」
福山市では戦後、復興を目指す市民の心の安らぎになればと、現在のバラ公園に1000本のバラの苗木を植えました。
それが『ばらのまち』の始まりで2016年には、100万本のバラの町を実現、今では市の花にもなっています。
天寶一は『ばら』からとった酵母で仕込んだ日本酒を、『ローズマインド』と名付け、来月、限定で3000本を販売します。
【市場アナ】
「すごい。あー、日本酒の香りがしてます。では早速、いただきます。すごいフルーティ。
飲みやすいですね。爽やかな感じがします。フルーティーなのは、バラ酵母を使ってるからこそなんですか?」
【天寶一・村上泰久社長】
「そうですね。清酒にはない、穏やかなんですけど、花の香りと酸味もそんな出てないんですけど、ワインを思わせるような、あの酸味というのをね。酒屋さんの意見なんですけど、そう言われたんで。差別化してこれはいいなと。」
【市場アナ】
「新しい日本酒っていう感じがします」
日本酒、「ローズマインド」を産んだバラ由来の酵母。企画した仕掛け人がいます。
【市場アナと中島商店・中島基晴社長】
「ここですかね?こんにちは。スゴイ袋がある。上白糖?お砂糖ですかこれは?」
「そうですね。はい」
「ここにバラ酵母の仕掛け人の方がいらっしゃるって聞いたんですけど」
「はい、私です」
「え?お砂糖屋さんですか?これは」
「そうですね」
砂糖などお菓子の原料卸を生業とする中島社長。2008年、地元商工会と一緒に名産のぶどうを使ったジュースを作ったことがきっかけで、特産品を使った商品を開発する会社を立ち上げました。
【市場アナ】
「バラまで辿り着いたのはどうしてなんですか?」
【中島商店・中島基晴社長】
「福山がバラの街ですので、花びらとかジュースにしたりジャムにしてたんですが、差別化ができないのでサイエンス・科学という要素を組み入れて、他に真似ができないものは何かできないかということで、バラの花びらから取った酵母にたどり着きました」
他にまねできない科学の要素を取り入れたばら由来の酵母開発。協力したのが地元、福山大学の久富泰資教授でした。
【福山大学生命工学部・久富泰資教授】
「福山市が栽培してるバラの品種50種のバラから私たちが分離できた酵母が1305株ですね。パン作りにこれは使えるなと思われるものは、8株だけでした」
【市場アナ】
「8株!1305株の中で8株しかないですか?」
【福山大学生命工学部・久富泰資教授】
「そうです」
1000を超える大量の酵母の中から発酵能力に優れた物を探し出し、最終的にたどりついたのが、この真っ赤な花から採取した酵母でした。
【福山大学生命工学部・久富泰資教授】
「もっともこれは素晴らしいなという風に行き着いたのが、あのミスターリンカーンという真っ赤なバラから取られたリンカーン酵母というのがあって」
【市場アナ】
「ミスターリンカーン。へー。かっこいい名前のバラですね」
【福山大学生命工学部・久富泰資教授と市場アナ】
「で、そのリンカーン酵母っていうのはそのDNAを調べてみると、古くから割と発酵食品。パン作りとかお酒造りとかに使われてきた酵母の仲間であると。もちろん新しい、全く新しい酵母なんですけど」
「なるほど。仲間だからまたパンとかに発酵に向いてる」
「向いてるし、安全性も高い。安心して食べられる」
およそ6年の開発期間を経て、パン用の酵母が製品化。今では、ばら酵母を使ったワインやビールなど新たな特産品が生まれました。
6年もの月日をかけて完成したばら酵母は、福山市内で広まりつつあります。このパン屋でも、2年前に『ばら酵母』を使い始めました。
【ブランジェリーハル 長田治良さん・市場アナやり取り】
「本当だ。ばら酵母で作ってますって書いてますね。となりも。全部ですか?ご主人お店のパン全部ばら酵母で」
「はい。そうです」
「全部切り替えるとなると、かなり大変なイメージなんですけど」
「福山がばらのまちということで、アピールになればと思って。少しでも力になればと思ってちょっと考えてみました」
ご主人のおすすめは、『ばら酵母』の良さをダイレクトに感じることができる食パンです。
【市場アナ】
「わー、やわらかい。触った感じも。では、いただきます。うーん。しっとりしてます。おいしい。すっごいふわふわなんですけど、ちょっと外はね。噛み応えもあって。初めて食べましたばら酵母のパンを」
ばら酵母を活用し誕生した特産品。その開発の根底に流れるのが、戦後バラとともに歩んできた福山に根付いた言葉、『ローズマインド』です。人を助ける心や思いやる精神を表しています。
【天寶一・村上康久社長】
「ばらのまち福山と言われていて、ばらの酵母で酒を作れれば、福山のみで販売することによって来て頂いて食べて飲んでね、お土産にこのばら酵母のローズマインドをですね買っていただければ」
【ブランジェリーハル・長田治良社長】
「また新たな商品を開発して『ばらのまち福山』というのがもっとアピールして広まっていけばいいと思います」
【出演者5人】
「ライク!ローズマインド」
からの記事と詳細 ( 「ばら酵母」で福山の特産品を! 日本酒、パンに込められた郷土愛と”ローズマインド” - FNNプライムオンライン )
https://www.fnn.jp/articles/-/147949
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