
難病を抱えたパン職人…夫婦の挑戦に密着!
パン作り一筋38年。今どき珍しい昔かたぎの職人、坂田隆敏(さかた・たかとし)さん、57歳。知る人ぞ知るパン作りの名人ですが、今は難病を抱え、店に立つことができません。そんな坂田さんに代わって店のパンを作っているのは、妻の晃子(あきこ)さん、47歳。ふたりは、この秋、あるプロジェクトに取り組むことになりました。二人三脚で新たなパン作りに挑む夫婦の日々に密着しました。 【動画】密着・難病を抱えるパン職人 ~消えないパン作りへの情熱~
夫婦二人三脚でのパン作り
26年前、大阪府和泉市にオープンした坂田さんの店、「パン工房 フルニエ」の営業は、朝6時からです。坂田さんが得意とするのはあまり飾り立てず、小麦の味がダイレクトに伝わるシンプルなハード系のパン。中でもコンクールで日本一になったこともあるバゲットは、坂田さんの代名詞です。パンの評判は徐々に広がり、今では、昼過ぎには完売になることも珍しくない人気店になりました。しかし―
2019年、坂田さんは国の指定難病に認定されている「ALS」と診断されました。最初は股関節の痛みがあり整形外科に通っていましたが、症状が改善しないため複数の病院で検査を重ねるうち、ようやく病名が判明しました。筋肉が痩せていき動かせなくなってしまう病気で、1年ほど前から歩くことが困難になり、握力も落ちて、パン生地をこねることができなくなりました。
現在は自宅から、お店の厨房につけたカメラの映像を確認し、パン作りの様子をチェックしています。 「パンを焼くときに蒸気を入れるんですけど、その蒸気の時間の長さとか『今のはちょっと蒸気入れすぎ』とか、『蒸気足らないよ』とかいうところをね、指示を出すんです。」(坂田隆敏さん)
「気を抜くと電話がかかってくるので。口が動てるよとか…。」(妻・坂田晃子さん) 厨房で、坂田さんの細かく厳しい指摘を受けているのは妻の晃子さん。パン作りは全くの素人でしたが、結婚してから坂田さんの指導を受け、パン職人になりました。 「最初、本当に何もできなかったんで。でも私も負けん気がというか、『ムカつく~』みたいな、『悔しいな』みたいなのがあったんで…。」(妻・晃子さん) 「妻は、変に負けん気が強いですよね。だからこそ一緒にやってこられたっていうのもあるし。彼女とは20年以上のコンビなので。ほぼ伝わっているので、合格点は出せています。」(坂田さん)
からの記事と詳細 ( 【特集】難病「ALS」を乗り越え、追い求めるパンの神髄 夫婦二人三脚で挑む“新たなパン作り”に密着!(読売テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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