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Saturday, July 3, 2021

パン屋の人気者「こむぎ」 看板犬との触れあい求め、絶えぬ客足 - 毎日新聞 - 毎日新聞

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店先でほほえむこむぎ。「この笑顔が好き」と博美さん。=山口市旭通りの「ベーカリー秀」で2021年5月31日午後5時7分、森紗和子撮影 拡大
店先でほほえむこむぎ。「この笑顔が好き」と博美さん。=山口市旭通りの「ベーカリー秀」で2021年5月31日午後5時7分、森紗和子撮影

 山口市旭通りのパン屋「創作ベーカリー秀」の看板犬、こむぎ(2歳、雄)はその愛らしいルックスと穏やかな性格で近所の人気者だ。店にはおいしいパンとこむぎとの触れあいを求め、客足が絶えない。

 こむぎは普段、午前中は店の奥で過ごし、午後になると店前の犬小屋に出て来て客を出迎える。こむぎの熱心なファンもおり、多い日には約15人が会いにやってくるといい、近所に住む戸倉久之さんも大ファンで「この子は優しいからね」とほほ笑む。お座りやお手なども戸倉さんが教えたという。

 末成秀一朗さん、博美さん夫婦が営む店にはかつて「初代看板犬」として豆柴(まめしば)の雄「まめと」がいたが、わずか2歳で病死してしまった。それからしばらくたった2019年4月、まめとと出会ったペットショップから「柴犬(しばけん)の子犬が生まれた」と声が掛かった。愛犬を失った悲しみは癒えていなかったが「生まれたのなら飼おう」と思い、新たな家族として迎え入れた。

 生後2カ月で引き取られたこむぎは、間もなく看板犬デビューし、すぐに人気者になった。「特にしつけはしていない。子犬の頃から多くの人に愛されて育ったから、優しい性格になったのかな」と博美さん。秀一朗さんも「とにかく元気で、長生きしてくれればそれ以外に望むことはない」と目を細める。【森紗和子】

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