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Friday, February 28, 2020

風味漂う酒かす食パン 新出製パン所 × 農口尚彦研究所 - 中日新聞

酒かすを生地に加えた新商品を手にする新出純一社長=金沢市疋田で

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能美で2日発売

 金沢市の食パン店「新出製パン所」が、小松市の酒造会社「農口尚彦研究所」とコラボし、生地に酒かすを加えた食パンを作った。円柱形が特徴で、中には白あんが入っている。新出純一社長(43)は「日本酒の風味が漂い、白あんの甘さと合った和テイスト。自信作」と話す。三月二日から新出製パン所の能美分所(能美市)で税込み千二百円で販売する。(小坂亮太)

 見た目は従来の四角い食パンと異なり、パンケーキが重なり合ったよう。直径十センチ、長さ二十センチ。中には「の」の字のような農口尚彦研究所のロゴ形に、白あんがぎっしり詰まっている。ロゴの形に合うように、形状を円柱にした。

 昨年十二月に能美分所ができ、新出社長が「地域の特徴を生かした商品を」と考えたのが始まり。能美分所のオーナーの紹介で農口尚彦研究所とつながり、製造過程で出る酒かすを活用した商品開発が決まった。

農口尚彦さん

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 酒は飲めない新出社長だが、試作を前に同研究所の酒を一口飲んで「濃く辛口なのに、のど越しが柔らかい」と感動。「酒造りの神様」の異名を持つ杜氏(とうじ)、農口尚彦さん(87)のすごみを実感し「生半可な気持ちではできない」と奮い立った。

 二十八歳で脱サラしてパンの世界に飛び込み、三十五歳で店を持った新出社長。「自分も『パン作りの神』と呼ばれたい」と情熱を燃やす。それだけに「神」とのコラボ商品には「命懸け。恥じないものができた」と自信を見せ、「お茶菓子や手土産にもしてもらえれば」とPRした。

 当面は能美分所限定で販売し、金沢市浅野本町の本店では四月に発売予定という。

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