山形市の百貨店・大沼の閉店で心配されていることの一つに、高齢者など近隣に住む人の普段の買い物への影響がある。不便を少しでも解消しようと、同じ市の中心部にある食料品店が買い物の支援に動き出した。
買い物支援に動き出したのは、山形市十日町にある「食品館256」。この店は、大沼の食品売り場に弁当や惣菜、ワインを納めるなど取り引きがあったが、今回の突然の閉店でほぼ1カ月分の売掛金が戻って来ない状況にもなっている。しかし知らせを聞いて一番に考えたのは、大沼を長年利用してきたお客さんのことだった。
(食品館256・菊池恵美子マネージャー)
「日常食べていたものを引き続き食べたいという思いがあると思うので、少しでもお客さんに提供できればと思った」
大沼の閉店後、食品売り場を利用していた人たちが店を訪れるようになった。そのお客さんの要望もあり、無添加の味噌や醤油、菓子類など、県内では大沼でしか売っていなかった“百貨店向き”の食料品も10品ほど取り扱いを始めた。その結果、この1週間の客足は3割ほど伸びたという。
そして特に需要が高まっているのが「無料送迎のサービス」。車が無く買い物に苦労していた高齢者のため、以前から市内を対象に送迎を行ってきたが、ここにきて希望者が4割ほど増え七日町周辺への送迎を増やしている。
(買い物客)
「膝を両方手術しているから送り迎えしてもらって荷物を全部持ってもらってすごくありがたい」
(食品館256・菊池恵美子マネージャー)
「ご年配の方たちは近くでも来るということが大変だと思う。だから少しでもこちらに足を運んでもらえるようなサービス。毎日のように来たいなと思ってもらえるようなお店になるようスタッフ一同一生懸命やりたい」
この店では、引き続き百貨店向けの商品を充実させていくほか、無料の配達配送サービスも強化していく考え。また、長年大沼で接客のノウハウを学んできた元従業員の採用も積極的にしていきたいと話している。
"食料品店" - Google ニュース
February 04, 2020 at 05:50PM
https://ift.tt/3bcf1bI
百貨店「大沼」破産・近隣の食料品店「買い物支援」へ 高齢者の送迎や無料配達を強化 山形市(さくらんぼテレビ) - Yahoo!ニュース
"食料品店" - Google ニュース
https://ift.tt/2NfXi8V
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment