２日の米株式市場で キャンベルスープや コナグラ・ブランズなど加工食品会社の株価が上昇した。新型コロナウイルスの感染拡大が全世界で急速に広がる中で、消費者が食品を買いだめする動きが広く伝えられている。
パイパー・サンドラーのアナリスト、マイケル・レイバリー氏は「今は混乱への予想が買いだめにつながっている」と調査リポートで指摘。「話によると、食料品店では来客が急増、購入量も増えており、消費者は既に保存食の備蓄に動いていると考えられる」 と言及した。
キャンベルスープの終値は6.3％高と、上昇率は約９カ月ぶりの大きさとなった。コナグラや ゼネラル・ミルズ、ケロッグを含む大半の加工食品株が買われ、一部はＳ＆Ｐ500種を上回る上昇率を記録した。 ハーシーやモンデリーズ・インターナショナルも構成銘柄であるＳ＆Ｐ500包装食品･肉株指数は4.7％高と、2016年以来最大の上昇となった。
この日はより幅広い小売株や消費関連株も値上がりした。衛生用ティッシュや洗浄スプレーを製造するクロロックスは7.9％高と2011年以来最大の上げとなり、会員制量販のコストコ・ホールセールが一時10％高と、上昇率は08年以来の大きさとなった。
原題：
Panic Buying Spurs Investors to Stock Up on Food Shares (2)（抜粋）
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March 03, 2020 at 07:35AM
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米加工食品株が上昇、消費者に買いだめの動き－新型ウイルスに備え - ブルームバーグ
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