新型コロナウイルスによる学校の臨時休業の影響で3月から5月まで学校給食がストップしていた。そんななか海老名市内で学校給食のパンなどを製造する栄屋製パン(海老名市国分南、梅田高嗣社長)が、同市内の学童保育クラブに530個のメロンパンを無償提供した。今後、140個を追加提供する。
海老名市の中心市街地に近い同市国分南で業務用食パンなどを製造する栄屋製パンは、県内7市の141校に毎日、パンや米飯を納入している。
学校給食がある平日は、毎朝2時半に最初の社員が出勤してパンを作り、午前10時ごろ一斉にパンを納入している。
関東大震災が起こった1923年に和菓子の製造販売で創業した同社は、戦後の47年にパンの委託加工を開始。55年からは学校給食用のパンを製造している。現在70歳前後から現役の小学生までが給食でこのパンを食べて育った。
一斉休校の余波
この同社を未曽有の危機が襲った。2月27日の安倍総理の会見で、3月2日から全国一斉の臨時休校が要請されると、納入先の学校からキャンセルの電話が相次いだ。
当初は2週間程度とみられていた臨時休校が長期化し、4月7日には緊急事態宣言が発令された。これにより最短でも5月の連休明けまでの休校が決定的となった。
年間約5億円の売り上げの半分を占める学校給食が止まり、長引く外出自粛などで業務用パンの出荷も激減し、3月から5月の売上は9割減に迫るまで落ち込んだ。
それでも社員には「絶対に解雇はしない」と宣言しつつ、資金繰りにも奔走してきた。
5月も半ばを過ぎたころ、社長の梅田高嗣さん(43)は「ふとわれに返った」
「私たちが作るパンを毎日食べてきた子どもたちが学校に来れずにいる。学童保育を利用している子たちも少なくない」
すぐに海老名市教育委員会にメロンパンの無償提供を申し出たところ、学童に通う児童が約700人にも及ぶことを知った。
配送の協力を申し出た海老名商工会議所青年部のメンバーらと学童保育所に足を運び「子どもたちに癒された」。
9日から順次
同社がパンを納入する海老名市と綾瀬市では6月9日、座間市でも15日から順次、給食が再開される。パンを焼く工場にいつもの活気が戻る日はすぐそこまで来ている。
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June 04, 2020 at 10:00PM
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