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Wednesday, June 17, 2020

酵母と会話し寄り添いながらパンを焼いていくんです「沢ぱん」 - 徳島新聞

写真を拡大 建築の仕事とパンづくりを半々の割合でこなす橋本さん。

橋本沢子さん(53・神奈川県出身、神山町在住)

 2012年に東京から神山町に移住した。夫婦で建築設計事務所を営みながら、沢子さんはパンづくりにも情熱を傾ける。

 どっしりと重みがあり、力強い。噛みしめるたびに小麦の芳醇な香りと甘みが広がっていく。橋本沢子さんが生み出すのは驚くほど味わい豊かなパンだ。とくしまマルシェ(徳島市・しんまちボードウォーク周辺/毎月最終日曜/9:00〜15:00)などイベントに出店すると、毎度楽しみにしているというファンたちが列を成す。

 「私ね、発酵パンオタクなんですよ」とチャーミングな笑顔をこぼす橋本さん。パン職人であり、一級建築士という顔も持つ。「建築もパンも私にとっては同じ創作活動なんです」。ものづくりが好きで、あるとき天然酵母のパンを焼いてみると、その美味しさに衝撃を受けた。それ以来、天然酵母に魅せられ独学で酵母づくりに向き合ってきた。たどり着いたのは、小麦全粒粉と天然水を合わせて発酵する自家製小麦酵母だ。「ゆっくり発酵させると糖分が残って甘みが出るんです。ただし酵母は生き物だから、活発な日もあれば元気ないときもある。じっくり対話しながら作っています」。小麦酵母を使うと生地に弾力がでて、力強いパンになるのが魅力と惚れこむ。

写真を拡大 (手前から時計まわりに)ロッゲンブロート(ハーフ650円)、酵母ざくざく全粒スコーン(260円)、バゲット(530円)、ノアレザン(ハーフ480円)、(上)つぶつぶパン ド ミ(ハーフ700円)、(下)全粒100ブランブレッド(ハーフ650円)。

 100%オーガニックを掲げ、使う材料に妥協はしない。小麦やライ麦は、阿波市・小野農園で育った無化学肥料無農薬のものや、北米産有機栽培のものを使用。皮はパリッと中はもっちりしたバゲット(530円)や、ライ麦100%のロッゲンブロート(ハーフ650円)など十数種類あり、一番人気はクルミやレーズンがたっぷり入ったノアレザン(ハーフ480円)だ。ほぼ毎週水曜に太子屋新町店、第2土曜に鳴門市の「チーズの灯」にて販売される(日程変更の場合あり)。「より美味しくするにはどうすればいいか。日々精進したいから、同じパンでも少しずつ変わってるんです」。飽くなき探究心が滋味深いパンとなる。  

>>パンの販売(変更の場合あり。販売日はFacebookで公開)

水曜は太子屋新町店(徳島市元町2-11/9:00〜19:00頃)

第2土曜はチーズの灯(鳴門市撫養町木津623-5/10:00〜19:00 売切まで)

>>問い合わせ

sawapain7@gmail.com

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