特集は長野県富士見町に移住した女性が開いた店です。集落の古民家が店で、わかりづらい場所にありますが、パンとうどんが人気で県外からもファンが詰めかけています。
山あいの集落に佇む築100年以上の古民家。広い土間にはテーブルとイスが置かれ大勢の客が…。食べているのは太目のうどんです。 客: 「おいしいですよ、本当に。連日来ちゃいます、週末」
カウンター前にはパンやスイーツも。ここは富士見町・境集落にあるパンとうどんの店「やまゆり」。店主は横浜出身の内藤亜希子さんです。 やまゆり店主・内藤亜希子さん: 「パンもあるし、うどんもあるし、デザートもあるし、変な店ですけど、はたから見れば。型にはまらないのが、すごいやってて面白い」
パンの生地には北海道産の小麦粉を使用。ドライイーストとレーズンを発酵させた自家製の酵母をミックスして使うことで豊かな香りになるそうです。 生地をこねたら発酵させ、その後、丸く成型します。オーブンで20分ほど焼き上げると…香ばしい「黒糖カンパーニュ」(500円税込み)の完成です。 やまゆり店主・内藤亜希子さん: 「(Q.できあがりは)普通、普通。ごめん、期待の答えが出なくて。気温とかいろいろに振り回されるのがパンなので」
パン作りと真っすぐ向き合う内藤さん。出発点は、2004年に横浜市に開いたカフェです。パンは自宅で以前から作っていましたが、素朴な味わいが人気となりカフェをやめパン店に切り替えました。
転機となったのは2011年の東日本大震災。都会生活のもろさを実感した内藤さんは、以前から憧れていた田舎への移住を決めました。 やまゆり店主・内藤亜希子さん: 「若くて体動くうちから田舎に来てみたいというのはあって、それで若いころから移ってみた」 山梨県北杜市を経て、2016年に富士見町に移住。たまたま見つけたという古民家を借りて「やまゆり」をオープンさせました。富士見町は水がおいしく湿度が低いことからパン作りに適しているということです。 やまゆり店主・内藤亜希子さん: 「(富士見町は)ちょっと寒くて雪もちょろっと降ったりして、でもすごい長野らしいと思うし、街も小さい町ですごく住み心地が良く、本当にいいところだと思う」
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