NHKは21日、東京・渋谷の同局で定例会見を行った。正籬聡放送総局長が、同級生らへのいじめ問題で東京五輪開会式の楽曲制作担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾(52)が関わるEテレの番組について言及した。
小山田はコーネリアス名義でEテレの教育番組「デザインあ」と「JAPANGLE(ジャパングル)」に関わっている。前日20日とこの日は両番組とも放送予定だったが、別番組に差し替えた。正籬総局長は「本人が過去のいじめの事実を認めていること。またNHKが多様性を認めて共生社会を一歩進めることを体現できないかと目標にしている中、そういう判断になった」と説明した。
また「デザインあ」がスタートした2011年にも、小山田氏の起用について問い合わせがあったことを明かした。担当社は「(小山田の)所属事務所から説明受け、本人が重々反省して後悔しているという話を聞いて、当時はその説明を受け入れた」と起用を継続した理由を説明。その上で今回、放送を中止したことについて正籬総局長は「この東京五輪・パラリンピックで多様性を認め合う共生社会を目指すことを実現していきたい。その中で今回の判断に至った」とした。
番組は今後も放送を中止。番組終了や降板などの対応については未定とした。
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