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Friday, March 20, 2020

老舗パン店の『青春の味』名残惜しむ… コッペパンにあんバター 市民に愛され90年 今月末、閉店へ(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース

 特集は、今月で閉店する長野県松本市の老舗パン店です。創業90年、昭和を感じさせるパンは高校の「購買」でも売られ、多くの市民にとっていわば「青春の味」。閉店を惜しむ声があがっています。

■連日、レジ待ちの行列が…

 松本城の近くに店を構える「マルショウ」。先月、閉店を発表してから、連日、大勢の客が詰めかけ、レジ待ちの行列ができています。客の多くがこぞって買っていくパンがあります。

■看板商品は70年以上続く…

客:
「エンリッチと食パンは買おうと思ってきました」
「きょうは(エンリッチ)3本。高校のときとか食べてました、友達と」
「ピーナツバター大好きだった。好きなものって意外と変わらない」

 「エンリッチ」は、やわらかいコッペパンにピーナツバターやあんバター、イチゴジャムバターなどがたっぷりと塗られた店の看板商品です。

パン工房マルショウ・百瀬靖夫社長:
「エンリッチは定かではないが、少なくとも70年以上はやっていると考えている」

■「より豊かに」の気持ちを込め…

 マルショウは、現在の社長・百瀬靖夫さんの祖母・千さゑさんが昭和5年に開いた店です。戦時中は陸軍にパンを納入、戦後は「食料配給公団」の販売店として給食のパンを納入した歴史があります。戦後、食糧事情が少しずつ良くなっていく中で生まれたのが「エンリッチ」でした。

パン工房マルショウ・百瀬靖夫社長:
「エンリッチは辞書で引くと形容詞で『より豊かに』という意味。戦後の時代、より豊かに食生活やこれからの生活をしていこうと先代の社長が考えたのでは」

■生地の出来を確かめ…毎日試食

 まだ薄暗い朝6時。マルショウでパン作りが始まっていました。百瀬さんは仕込みを担当。慎重に生地の出来を確かめます。

パン工房マルショウ・百瀬靖夫社長:
「さっきは粉を加えていたでしょ。種の状態でみんな変わってくる」

 天候や材料のわずかな違いで出来上がりが違う為、毎日試食し、味を確かめます。エンリッチに塗る自家製のピーナツバターも…。

パン工房マルショウ・百瀬靖夫社長:
「万が一おかしいときに上に行って、作っているところに行って(調整する)」

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March 20, 2020 at 12:10PM
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