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テレ東
2020.7.23 たけしのニッポンのミカタ！
現代日本人の身近に起こるさまざまな社会現象をテーマに、"今"を捉える知的エンターテインメント「たけしのニッポンのミカタ！」（毎週金曜よる10時）。7月24日（金）は「大量のパンを持って自転車で爆走する男！」をお届け。深夜に稼働する不思議なパン屋さんとは？ その真相を深掘りしていく。
東京・目黒区。スナックが名を連ねるビルに、人気のパン屋さんがあるらしい。早速調査へ向かうと、真っ昼間なのに人の気配はなし。ビルの入口で待ち伏せをしていると、赤いTシャツを着た店主を発見。
お店についていくと、店主は青いTシャツに着替え、すぐさまパン作りがスタートする。時々頼りない様子も見せるが、手つきは慣れたもの。「なぜスナックだらけのビルでパン屋さんを営んでいるのか？」という疑問をぶつけると、「自宅に近い」との答えが返ってきた。
店の場所にこだわりはないが、「日持ちさせる添加物など、余計なものは一切入れない」と、作るパンにはしっかりとこだわりがある。
焼き上がった食パン、外はパリパリ、中はフワフワ。他にも食パンの生地を丸めたシンプルな丸パンなど、店主が「自分が美味しいと思える」4種類のパンを焼く。
そして、深夜1時、7時間かけてこだわりのパンが完成。すると、完成したパンを手に外出の準備を始める店主。なんとこの時間から自転車でパンを届けるというのだ。
目黒区の閑静な住宅街、人の気配もほとんどない道に自転車を停め、静かに一軒の家に近づいていくと、パンが入った袋をドアノブへ。夜中の住宅街を１人で移動する店主の様子を見たたけしは、「不審者と間違えられてもおかしくない(笑)」とコメント。
一軒ずつ注文を受けたパンを自転車で配達する店主。自らの手で客に届けなければ気がすまないらしい。午前2時、ようやく近隣地域への配達が終わったかと思いきや、再度大量の袋を抱え込み、再び自転車を漕ぐ。
今度はお隣にある世田谷区へ。その後さらに北上し、杉並区へ突入！ この時点で配達開始からすでに3時間が経過。疲れると路上で仮眠をしている、という店主。
元々大手電機メーカーのシステム設計者だった店主は27歳で退職し、都内のパン屋さんで修行。修行先で出会った無添加のパンに惚れこみ、37歳で自分の店を開業した。
「自分にできそうなことがパン屋だと思った」と、なかば安易に始めたパン作りだったが、今では自分しか作れないパンを追い求めるように。「無駄なものは一切入れない。無添加だから出来立てをその日の朝に食べてもらいたい」...強いこだわりが詰まったパンの噂は口コミで広がり、いつしか人気のパンになった。
配達は続き、ついに神奈川県へ。真っ暗だった町はいつのまにか朝の風景。配達を終え、目黒区にある店に戻ったのは朝7時。年末年始を除く1年360日この生活を続けているという。
「53歳でキツくないですか？」と質問すると、「年々キツくなってはいるが、これを続けていきたい」と熱い思いを語った。
収録当日、テレビ東京のスタジオに無添加パンを運んでくれた店主に、たけしと太一はさまざまな疑問をぶつけていく。
番組ではこの他、
▼「意外な場所に謎の店」...海のない埼玉県にあるヤシの木専門店＆団地の中に「火」専門店！？
▼「この夏のオススメのカレーって？」...レトルトカレー研究家がオススメ！奥深いレトルトカレーの世界
をお届けします。明日夜10時放送！ 「たけしのニッポンのミカタ！」をどうぞお楽しみに！
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July 23, 2020 at 06:36PM
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大量のパンを持って自転車で爆走する男に密着！知る人ぞ知る”こだわりの無添加パン̶...｜テレ東プラス - テレビ東京
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