小西正人
(21日、高校野球愛知大会 旭丘5-2名古屋国際)
ピンチでマウンドに旭丘の選手たちが集まると、白地に二本線が入った角張ったキャップが目立つ。レトロなデザインは明治以来の伝統だ。
前身は旧制愛知一中。胸に一対のシャチホコが「旭高」の文字を囲むユニホームとともに、1893(明治26)年の創部以来ほとんど変わっていないという。
「はじめはダサいと思った。帽子が嫌で別の高校に行くことも考えた」と明かすのは、この日、8奪三振の好投を見せたエースの藤田想投手(3年)。でも、二本線で旭丘と気づいて応援してくれる人もいて、最近は気に入っている。
頭頂部に天ボタンがなく平らになった角張ったデザインは、水兵帽から来ている。いまでは、高校野球ファンの女性たちに「パン屋さんみたいで可愛い」と評判だという。(小西正人)
からの記事と詳細 ( 「パン屋さんみたいで可愛い」明治から続く旭丘の野球帽 - 朝日新聞デジタル )
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