県立矢板高校（矢板市片俣）栄養食物科の生徒がレシピを開発した「やいた黒カレーパン」が、道の駅やいた（同市矢板）で限定販売された。当日は午前１１時の販売前から行列が続き、用意した５００個（１個２００円、１人５個まで）はわずか１５分で完売した。
１０月の「つつじの郷やいた花火大会」の会場で販売される予定だったが、台風１９号の影響で中止となったため、道の駅での販売となった。
黒カレーパンは同科３年の生徒７人が試行錯誤しながらレシピを完成させた。昨年、市制施行６０周年を祝い同市商工会の依頼で開発した「やいた黒カレー」の認知度を高め、普及させたいというのがきっかけ。パンを揚げずに焼くことでヘルシーに仕上げた。製造はさくら市氏家の障害者就労支援施設「桜花」などが協力した。
黒カレーパン作りに取り組んだ生徒の一人の田代遥奈さん（１８）は「こんなに早く売れると思っていなかったのでびっくりした。矢板の名物になったらうれしい」と話した。指導に当たった同校の須藤美奈教諭（４５）は「売れるかどうか心配していたが完売でき、ありがたいと思う。３年生は卒業してしまうが、次の世代でも市に貢献していきたい」と語った。（伊沢利幸）
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December 10, 2019 at 05:03AM
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矢板高校の黒カレーパン、道の駅で販売 ５００個わずか１５分で完売 - 産経ニュース
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