ことし５月の道内デパートの販売額は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため店舗で臨時休業などを行っていたことから、去年の同じ月と比べて７０％以上減少しました。一方、スーパーの販売額は外出の自粛の影響で食料品の需要が増えたことで５％以上の増加になりました。
北海道経済産業局によりますと、ことし５月の道内デパートの販売額は３９億６３００万円余りで、去年の同じ月より７３.５％減りました。
新型コロナウイルスの感染拡大による国の緊急事態宣言を受けて４月から引き続き各店舗が臨時休業にしたり、営業フロアを一部に限ったりしたことが要因です。
落ち込みの幅は統計が残っている昭和６３年１月以降で最も大きくなりました。
一方、スーパーの販売額は特に大型連休中に自宅で過ごす人たちが多かったことで飲食料品の需要が高まり、７０２億５５００万円余りと５.４％増加しました。
同様にドラッグストアやホームセンター、家電大型専門店の販売額も外出の自粛の影響で去年より増え、デパートとは対照的な結果になっています。
緊急事態宣言の解除に伴い、先月はデパートも営業を再開していることから、北海道経済産業局は「落ち込みの幅は小さくなる見通しだ」と話しています。
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July 13, 2020 at 05:11PM
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道内百貨店５月の販売額７３％減｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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