まだ食べることができるのに捨てられる食料品を格安で販売して、「食品ロス」を防ごうという専門のスーパーが大津市にオープンし、多くの人が訪れています。
このスーパーは、インターネットを使ったショッピングを手がける大津市の会社が、大阪のＮＰＯ法人の協力を得てオープンしました。
６６０平方メートルの店舗では賞味期限が迫ったり、切れたりしているジュースやお菓子などが、通常の２割から３割程度の価格で販売されています。
９日は、午前１０時半のオープンから買い物客が訪れ、商品の値段や賞味期限を確認しながら、次々と買い物かごに入れていました。
また、スーパーでは、賞味期限が切れている冷凍食品の一部について、品質に問題がないことを説明したうえで無料で買い物客に配っていました。
大津市の２０代の男性は「自分で消費する分については賞味期限は気にならない。安く購入できて食品ロスに貢献できるのであれば問題ないと思う」と話していました。
スーパーの運営会社の代表を務める橋本広宣さんは「メーカーから余った食材を購入しているので、買い物客がほしい商品が必ずしも手に入るわけではないが、食品ロスをなくす取り組みとして多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
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September 09, 2020 at 10:02AM
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