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Sunday, June 27, 2021

パン作りで地域に元気 多治見・南西部3町の住民ら - 中日新聞

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地域活性化に向け意気込むフォーレサンノクラの関係者たち=多治見市三の倉町のフォーレで

地域活性化に向け意気込むフォーレサンノクラの関係者たち=多治見市三の倉町のフォーレで

 多治見市の廿原(つづはら)町、三の倉町、諏訪町の住民らで地域活性化に向け取り組んできた多治見三郷活性協議会が、一般社団法人になり、再スタートを切った。地元の食材をふんだんに使ったパンの製造や販売などを通し、豊かな地域づくりに力を注いでいく。 (片岡典子)

 三町は市南西部に位置する山あいの盆地の集落で農業が盛ん。都市の近郊だが、昔ながらの農村風景をとどめており、市内のほか名古屋など愛知県からも多くの観光客が訪れる。一方で、高齢化や人口減少といった課題も抱える。

 協議会は、こうした課題を解決するため、国の農村集落活性化支援事業の交付金を活用し、二〇一五年に設立。これまでにマイクロ野菜や食用モミジといった新たな特産物の創出や地域の食材のPR、観光ツアーや観光マップ作りなど、地域の魅力を生かした取り組みを進めてきた。

 国の事業は一九年度までだったが、協議会の若手のメンバーから「これからも続けたい」との声が上がり、地元企業の経営者や住民で一八年十二月に一般社団法人「フォーレサンノクラ」を立ち上げた。フォーレはフランス語で「森」で、法人名には「森の中の三つの町の宝」という意味を込めた。

 廿原町内...

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