
積算1万1150km 欧米の体型では3シーター
text:Matt Prior(マット・プライヤー) translation:Kenji Nakajima(中嶋健治) いよいよ英国でもスタッドレスタイヤを交換する時期がやってきた。でも、サーキットでの比較試乗やロングドライブは、最近まったくできていない。 【写真】赤と白と黒 トヨタGRヤリスを写真でじっくり (80枚) すっかり近所の移動手段と化している。ヤリスらしい、とはいえる。本来は得意分野だ。 リアシートの空間は狭いから、欧米の人にとっては4シーターではなく3シーターと考えた方が良い。助手席の後ろなら、位置を前にずらせばリアシートにも狭いながらに大人が座れる。 運転席の後ろは、お互いに小柄な人でなければ難しいだろう。しかも、運転席の背もたれの角度が記憶されず、リアシートへの乗り降りでシートを倒すと、丁度いい角度が狂ってしまう。調整が終わるまで、居心地が悪い。 リアシートの背もたれは60:40に分割で倒れ、フラットな荷室空間を広げられる。巨大というほどではないものの、フロントタイヤを外したマウンテンバイクなら積める。 軽量なファブリック張りの荷室のカバーは、うっかりすれば簡単に穴が空いてしまいそう。でも、これで構わない。GRヤリスは、別の目的で作られたクルマだ。 そう、GRヤリスにぴったりな、スキッドパンでのドリフト走行を申し込んだ。
積算1万1305km 自動で畳まれるドアミラー
春がやってきて、鳥たちが何やら騒がしい。繁殖期になり、縄張り意識が強まっている様子。クルマのミラーやガラスに自身の姿が写ったりすると、戦いを挑んでくる。 GRヤリスの場合、ドアをロックすると自動的にドアミラーが畳まれる。小鳥たちの怒りを買う回数も少なくなるし、フンをかけられにくくもなる。まさに一石二鳥だ。
積算1万2327km スキッドパンでドリフト大会
GRヤリスが搭載する、四輪駆動システムのモードの違いを確かめる機会を伺っていた筆者。ついにそのチャンスがやってきた。 GRヤリスの四輪駆動システムは、通常は60:40でフロントへややトルク分配が多い状態になっている。スポーツ・モードでは30:70でリア寄りになり、トラック・モードでは50:50と均等になる。 その違いを体験するべく、英国南部、ハンプシャーのスラクストン・サーキット内にあるローグリップ・パッドでの走行会へ申し込んだ。軍の慈善団体が開催する、イベント・セッションの1つだ。 参加費用は40ポンド(6000円)。とても低い速度でグリップ限界を超えたハンドリングを楽しめる。過度にスピードを高めることなく、楽しい時間を穏やかに過ごせる。 じっくり試した結果、スポーツ・モードとトラック・モードは、どちらも好印象。筆者はトラック・モードの方が少し一貫性が高く、扱いやすく感じた。
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