
佐々木健
【千葉】県立八千代高校家政科と八千代市内のパン屋さんがコラボしてオリジナルのパンを開発、販売する「やちパンプロジェクト」が27日から始まる。5周年となる今年は市内のパン屋6店に新作のパンが並ぶ。
5月、同校家政科3年の生徒40人は専門学校から講師を招いてパン作りを学ぶことから開始。6月から7月にかけてアイデアをもとにパン屋さんと実現に向けてのやり取りを進めた。
八千代で作られているニンジンやレタス、ネギなど地元産の素材を使うことや、季節の素材を生かすこと、八千代のキャラクター「やっち」を採用することなどそれぞれコンセプトを決めた。手間やコスト、利益などについてもお店からアドバイスをもらい、イメージを生徒がイラストにしながら、商品化を目指した。
こうして新たに誕生したパンは税込み176円から410円の14種類。同市勝田台2丁目「リヨンSUDAコッペ館」と共に「ねぎ塩ダレサムギョプサルコッペ」を開発した海老沢芽依さん(18)は「食べ盛りの高校生ががっつり、さっぱり食べられるものは? と考えたら塩ダレが浮かんだ」。コリアンフードのブームもあり、八千代名産のネギと合うサムギョプサルにたどり着いたという。
同市村上南4丁目「ピーターパン小麦の丘店」と「ティラミスクロワッサン」などを作り上げた栗山春樺さん(18)は「完成させるには季節感や仕入れ、作りやすさ、効率などを考えなければならないことを学んだ」と話す。
14種類のパンは26日午前11時半に県庁地下1階で事前販売される。27日から12月12日までは、八千代市内の6店がそれぞれ生徒とともに作った新作パンを販売する。問い合わせは八千代商工会議所内の八千代産学官協同ネットワーク(047・483・1771)。(佐々木健)
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