老舗のパン製造販売会社「進々堂」(京都市伏見区)が、業務用冷凍パンの賞味期限を最大2か月延長する偽装をしていたことが同社への取材でわかった。ホテルなどの取引先に販売されたが、健康被害は確認されていないという。
同社によると、偽装されたのは「ヨモギバンズ」など業務用冷凍パン4種類計約100パック。社員2人が2月、工場で複数回、賞味期限が近づいたパンを新たな賞味期限を印字した包装に入れ直していた。賞味期限は最大2か月延長していたという。
3月に内部通報があった。社員2人は社内調査に対し、「コロナ禍で発注が少なく在庫を抱えていた。冷凍だから大丈夫と思った」などと話したという。
同社は2人を処分し、11月に保健所に報告した。同社は今後、現場で偽装できない在庫管理システムの導入を進めるとしている。
同社は1913年の創業。京都市中心部などに販売店舗やベーカリーレストランを構える。2020年9月期の売上高は約16億円。
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