宮崎県高原町広原にある「天然酵母 田舎のぱん屋」の店主、松崎弘志さん（63）が、機材やノウハウを引き継ぐ後継者を探している。脱サラして店を開いて15年。地元を中心とした素材にこだわってきたが、パン作りは「やり切った」との思いから、新たな人生に進む決心をした。
大阪市出身の松崎さんは高校卒業後、電電公社（現NTTグループ）に入った。民営化後も含め、システムエンジニア（SE）などとして約30年間、関西や九州で勤務した。福岡勤務を最後に48歳で退職し、妻のきり子さん（59）の郷里、高原町に家を建てて移住した。当初は夫婦で介護の仕事をするつもりだったという。
福岡勤務の頃、パン教室に数カ月通ったことがきっかけで、パン作りが趣味になった。移住後、近所の人たちにパンを配ると「おいしい」と評判に。オーブンなどの機材をそろえ、2005年、自宅わきに小さなパン屋を夫婦で開いた。
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July 22, 2020 at 07:30AM
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宮崎）高原町のパン屋、後継者募集 - 朝日新聞社
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