カリフォルニア州ウッドランドヒルズにオープンした「Amazon Fresh」1号店。
Business Insider/Courtesy of Eric Wein
アマゾンは8月下旬、アメリカのカリフォルニア州ウッドランドヒルズに新たな食品スーパー「Amazon Fresh(アマゾン・フレッシュ)」の1号店をオープンした。だが、中に入ることができるのは、限られた招待客のみだ。
Amazon Freshは、格安の食料品店と伝統的なスーパー、ホールフーズ(Whole Foods)を足して3で割ったような店だ。コカ・コーラやフリトレーといった有名ブランドの商品だけでなく、ホールフーズのプライベートブランド「365」も取り扱っている。
食料品の他にも、ノンフライヤーやマルチクッカーといった調理家電、アマゾンのタブレット端末やスマートスピーカーも売っている。
近くに住むエリック・ウェインさんは、このAmazon Freshに招待された数少ない顧客の1人だ。
「ウィリー・ウォンカのゴールデンチケットが当たったみたいだった」と、ウェインさんは招待を受けた時の気持ちを語った。Amazon Freshは大きな話題となっている。
アマゾンは、ウッドランドヒルズの店舗には数週間以内に一般客も入れるようになるとしているが、具体的なオープン日時は明かしていない。同社は今後、Amazon Freshをカリフォルニア州のノース・ハリウッド、ノースリッジ、アーバインとイリノイ州のネイパービル、シャンバーグ、オーク・ローンでそれぞれオープンする計画だ。これらの店舗がいつオープンするのか、アマゾンは明らかにしていない。
ウッドランドヒルズの店を訪れたウェインさんが目にしたものとは?
店の外にはいくつかの駐車スペースがある。ここは、カーブサイド・ピックアップの利用客やプライム会員に商品を配達するAmazon Flexのドライバーのためのスペースだ。
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店の入り口には、アマゾンの最新スマート・ショッピングカート「Dash Cart(ダッシュカート)」の案内がある。
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カートには、客がカゴに何を入れたかを認識し、レジで会計をすることなく買い物ができるテクノロジーが搭載されている。
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カートはバーコードを読み取ったり、桃やリンゴといった生鮮食品の重さを計測することもできる。
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カートを使うには、客は携帯電話のQRコードをスキャンしなければならない。
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すると、カートが客のAmazonアカウントとリンクする。アレクサ(Alexa)のショッピングリストを開いて、店のどこにそれぞれの商品があるかも教えてくれる。
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ダッシュ・カートはこの店の「目玉」だとウェインさんは語った。魅力的で、便利で、使いやすいという。ただ、限界もある。袋は2枚までしか使えない。
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Business Insiderの取材にアマゾンは、ダッシュ・カートは「少~中サイズのちょっとした食料品の買い物」を想定してデザインされたものだと述べた。
「わたしたちの調査では、顧客の多くが週に複数回食料品を購入していて、家に持ち帰るのは2袋以下であることが分かっている。ダッシュ・カートは、こうした頻繁に来るちょっとした買い物を客が素早く済ませられるようデザインされている。もっとたくさんのアイテムを購入したい時は、通常のショッピングカートをぜひ利用してほしい」としている。
生鮮食品コーナーには、さまざまな果物や野菜が個別包装なしで置かれている。
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商品の値段はデジタル表示。
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壁一面に野菜や……
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ハーブ……
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スープやカット済みフルーツ、サラダ、エビ入りのジェノベーゼやブロッコリー&チキンといった「パワーボウル」など、出来合いの食べ物が並んでいる。
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店のあちこちにアレクサ・ステーションがあり、客が特定のアイテムを見つけるのを手伝ってくれる。
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アレクサのサービスの宣伝もあちこちに。
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「フレッシュ・キッチン」では、サンドイッチや寿司、注文を受けてから作る食べ物が手に入る。
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アマゾンのアプリで事前に注文し、来店時までに作っておいてもらうこともできる。
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「ミート&シーフード」のコーナーでは、さまざまな鳥の肉や牛肉、新鮮な魚介類が手に入る。
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ホールフーズのプライベートブランド「365」のアイテムや……
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ホールフーズの店舗では目にすることがない、有名ブランドのアイテムも揃っている。ケロッグのシリアルや……
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コカ・コーラ……
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ブローニー(Brawny)のペーパータオルもある。
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食料品に加えて、Amazon Freshではマルチクッカーやミキサー、ノンフライヤーといったさまざまな調理家電も取り扱っている。
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「ベスト・オブ・アマゾン」のコーナーには、カクテルシェイカーや料理本、ボウル、水出しコーヒーを作る器具、グラス、レモン絞り器、USBコード、炊飯器などが並んでいる。
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ペット用のフードやおやつ、グリーティングカード、オフィス用品なども手に入る。
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ビールやワインは品揃え豊富だ。
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タブレットやスマートスピーカーなど、アマゾンのデバイスも並んでいる。
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カスタマーサービスのカウンターでは、Amazon.comで購入した商品の受け取りや返品も可能。
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カウンターで返品する際は、箱もラベルも必要ない。
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Amazonロッカーもある。
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ダッシュ・カートを利用しない買い物客のために、通常のレジも10レーンほどある。
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ダッシュ・カートの利用客は、専用レーンを通って外に出る。
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ダッシュ・カートの専用レーンを通過すると、客のAmazonアカウントに自動的に料金が請求されるため、レジを通ることなく、買い物袋を持って店を出ることができる。
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Amazon Freshでの買い物を満喫したウェインさんは、また店を訪れるつもりだと話している。
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「すごくいいと思います。きれいだし、とても清潔で、テクノロジー重視の店でした」とウェインさんは語った。
有名ブランドの商品とホールフーズのブランドの商品が並んでいるのは素晴らしく、カスタマーサービスのスタッフも親切で、何か困ったことはないかと頻繁に声をかけてきたという。
「全体として、素晴らしい買い物体験でした。絶対にまた来ます」
(翻訳、編集:山口佳美)
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September 07, 2020 at 08:30AM
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入れるのは一部の招待客だけ! オープン直後のAmazon Freshで買い物をしてみた - Business Insider Japan
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