■有名ホテルを渡り歩きパン一筋50年以上…70歳の大ベテランが作るパン
尾張旭駅から歩いて10分、県道61号線沿いの市役所南交差点すぐのところに「ぱんやさん キキ」はあります。
もっちり生地に練りこまれたクルミの食感と、レーズンの酸味や甘みが楽しい「クルミカレンズ」(194円)や…。
卵と牛乳のかわりに、豆乳を使った生地で作る「豆乳パンさつまいも」(194円)など。店内には、およそ40種類のパンが並びます。
この店の店主は、パン一筋50年以上の大ベテランの佐々木香さん(70)です。パン職人に憧れ、17歳で東京の一流ホテルへ。その後も、数々の有名ホテルを渡り歩きました。そして9年前、定年を機にこの店をオープン。
佐々木さん: 「2日以上休むと『パン作りたい』ってなります」
佐々木さんは、何よりもパン作りが大好きです。
■ホテルのパンで大事なのは「生地の美味しさ」…熟練の勘が本来のおいしさを引き出す
長くホテルでパン作りをしてきた佐々木さんが原点と話すのは、「フレンチ クロワッサン」(172円)です。食べてみると、一口目にサクッとしたあとに、しっとり感も。甘みもバターの風味も口の中に残ります。
佐々木さん: 「クロワッサンは飲み物を飲んだ時に、溶けていくようじゃないと。『あなたのパンは生地が美味しい』と言われるのが僕の誇りです」 ホテルのパンで最も大事なのは「生地の美味しさ」です。一般的にホテルでは、バゲットやバターロールなど、生地の味がダイレクトに伝わるシンプルなパンが主流。そのため佐々木さんは、生地のおいしさをとことん追求してきました。
「パン作りで最も難しいのはタイミング。それを逃すと美味しいパンができない」と話す佐々木さん。ミキサーで生地をこねる時にタイマーは使用せず、常に自らの目で生地の状態を確認します。 その日の気温や湿度などによって微妙に変わる生地を、自分の目と手の感覚で見極めています。そして長年の経験から、バターを入れるタイミングや生地の練りあがりのタイミングを見極め、生地本来のおいしさを引き出します。
からの記事と詳細 ( 50年以上ずっと試行錯誤…一流ホテルのパン職人が定年機に始めたベーカリー「80歳で作るパンに期待」(東海テレビ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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