日本でまだ食べられるのに捨てられる食品、いわゆる「食品ロス」の量は年間643万トン、一人当たりにすると51キロにも上ると言われています。
これを減らすために2019年10月に「食品ロス削減推進法」が施行されました。食品ロスを減らすための新たな取り組みが北海道でもはじまっています。
少しでも食品を捨てないために…広がるフードロス対策
街の声:
(Q.食べ物を捨てることはありますか? )
「ないです。腐る前に食べる、それだけですね」
「料理で残ったものを作り変えてみたりするけど、それでも残ってしまったときは捨てちゃう。もったいないなって思いますけど」
「ご飯食べてて多かったら、残すほどではないと思ったら捨てちゃう」
残った料理などを捨ててしまうという声も少なからず聞かれますが、札幌では食品ロスを減らすための新たな取り組みが始まります。
プラスフード事務局 田尻敏憲さん:「一般のお客さんはお得に食材を手にすることができるし、店舗はもともと廃棄するであろうものを捨てずにすむ」
アプリで会員登録した人たちが、店舗で売れ残った商品などを受け取ることができるフードシェアリングサービスです。
1月31日から始まる、さっぽろ雪まつり・つどーむ会場で販売される「ザンギ」で試験的に運用が始まります。
21日、このサービスを提供する「プラスフード事務局」と「北海道ザンギ連盟」が調印式を行いました。
また、全国的なネットワークを利用したフードロス対策も始まっています。
売れ残ったパンをネットで販売
1年ほど前にスタートしたインターネットのパン販売サイト「リベイク」。250を超える全国各地のパン屋が出店しています。
ここで販売されているパンの多くは店舗で売れ残ってしまった商品です。
冷凍で届きますが、見た目や味は店頭で売られているものと変わらないと言います。しかも格安ということで、多くの人が順番待ちをしています。
買ってくれた人の姿を思い浮かべながら箱詰め
ここに出店している札幌の「ふんわり糀らぼ」。
2018年7月にオープンした自家製の糀を使った体に優しいパンが評判のお店です。
店主 山澤一恵さん:
「うちのパンはちょっと普通と違っていて『こうじ』を使っています。お米を蒸してこうじを作って、それを甘酒にして酵母を作ってってなったら、パンになるまでに1週間とかかかったりします」
店主の山澤さんは、時間をかけて大切に作ったパンを無駄にしたくない、誰かに食べてもらいたいという思いから、以前は余ったパンは親戚などに送っていましたが、それでも時には廃棄処分にしてしまうこともありました。
山澤一恵さん:
(Q.廃棄していた時の気持ちは? )
「すごく悲しいですし、ごめんなさいって感じです。パンに申し訳ないって」
そんなとき、たまたまインターネットで「リベイク」を知り、2019年11月から出店を始めました。
余ったパンを冷凍保存し、店が休みの日などを使って発送作業をしています。パン1つ1つに成分表示などのシールを貼りつけ、箱に詰めていきます。
山澤一恵さん:
「喜んでくれたらいいな、この人はどういうパンが好きなのかなと考えながら、いろいろな種類を食べてもらえるよう箱詰めしている。今、いろんな人に食べてもらえているのはありがたいなって思っている」
UHB 北海道文化放送
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