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Monday, March 9, 2020

作家手作りのマスク、いかが 笠松の喫茶店「エル・パンドール」 - 中日新聞

作家らの手作りのマスクをPRする野田さん=笠松町米野で

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 ギンガムチェックや花柄、真っ白のシンプルなものまで−。手作りのマスクが、レジ前の一角に並んでいる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、笠松町米野のカフェ&ギャラリー「エル・パンドール」のフロアマネージャーの野田夕起子さん(61)が、店内のギャラリーを利用する人形作家らに声をかけて作ってもらっている。四日に販売を始め、好評のため毎日売り切れるほどだ。

 同店のギャラリーでは、さまざまな作家が週替わりで作品を展示販売している。作家による予約は一年半待ちの人気ぶりだ。ただ、野田さんによると、新型コロナウイルスの影響で二月末ごろからギャラリーの客は減少傾向に。十日から予定していた古布リメーク作品展は展示のみで、作家の常駐や販売は取りやめるという。

 「社会から、趣味を楽しむ余裕が消えつつあるようだ」と感じた野田さん。客との会話でも気になることがあった。「マスクがどこにも売っていない」「マスクなくて、つけてなくてごめんね」

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 野田さんは今月一日、ギャラリーでの四月の作品展を中止すると決めたパッチワーク作家に「マスク、作れますか」と打診。四日には十五枚の手作りマスクが届き、店頭に並べると、午前中で売り切れた。

 さらに別の知人作家にも声をかけ、現在は五人が手作りしてくれている。かわいらしい柄物もあれば、機能重視で抗菌ガーゼで作ったものまで、価格は二百五十〜七百円(税込み)。店側は、マスクの販売手数料は取っていないという。

 野田さんは「できる限りこの活動を続けたいけど、作家さんたちも、材料がなかなか手に入らなくなっているみたい。早く市場にマスクが流通して足りない人に行き渡るといいと思う」と話す。

 手作りのため、販売数は日によって変動する。十日は約百枚程度を販売する予定。

 (問)同店=058(387)1125

 (秋田佐和子)

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